2025年10月12日は実験飛行団岐阜基地の航空祭でございました。
もう何年来ここには来ていませんでした。動画や山登りをメインに活動していてカメラや航空ショーの追っかけをしなくなって久しいのですが、今回は機会あってくることが出来ました。
過去に何度か来ているのでそれなりの経験値から最小限で楽しむことにします。持って行った機材は2台のカメラと4本のレンズ。実質使ったレンズは70-300mmと328と55mm単焦点です。カメラはd800とα6400です。主にスチルはD800で動画はαでと思っていました。最高速にシャッターを切るようにD800を設定しましたが遅い。時代遅れの機材ですし、そもそも動態を取るには向いていないカメラです。地上展示のレンズに変えたり重たくて高価なのでレンズ変更すら緊張します。
70-300mmという基本のきの字のようなレンズのα6400のほうが連射速度とAFスピードが鬼のように早く大三元328とD800が負けています。これはレンズが悪いのではなくカメラ性能の差です。
フルサイズ機とAPSC機で一枚のデータが少なく送り出すバッファーの量も差があるし、電子制御の性能が全てを物語っていました。まるで旧ザクとガンダムが戦うみたいなものですね。
久しぶり過ぎる空気とその臨場感を味わいます。
レンズを変えることすら大変で、というのも天候がたまに小雨が降ってくる状態。湿度は100%に近かったのではないでしょうか。
むしむしとした重たい空気を切り裂くように飛ぶF15やF2などの飛行展示を撮影いたします。
最初は南会場側ゲートから入場し地上展示物を撮影。オープニングセレモニーで一発飛ぶことが普通なんですけど今年は飛びませんでした。近年はOPでは飛ばないのかも?
次に機動飛行です。スペシャルマーキングのF15JとF2が機動飛行を行います。

F2戦闘機の航跡の揺らぎが凄い。地上スレスレでその雄姿を見せてくれます。


F15スペシャルマーク

エアブレーキを広げ急旋回飛行です。ご覧にあるようにストレーキが凄い。これが湿度が高い時ほど長く大きく見えるある種絶好の天気です。背中のところのモヤモヤも急減圧された空気の水分が露出しているわけですよ。

超低速250km/hほどで飛んでくれています。ありがたい。・゚・(ノ∀`)・゚・。
車輪を出して引っ込める動作訓練の様子を見せてくれています。

このスぺマ機が発売されて作るのが怖い。この塗り分けどうするよ。これ全部デカールってわけにはいかないだろうし、増槽タンクの曲面にこんな複雑な模様とか「ひぃぃぃいい”」

もうちょっと何とかすればパイロットの顔も見えるかもしれないね。


アフターバーナーの時はオレンジに光る。

二機が綺麗に編隊飛行してくれました。ちなみにこの日はブルンパ(ブルーインパルス)は飛ばないと予告されております。

いいねえF15J

背中もバシッと見えます。この一枚のために100枚はボツになっていますし、この写真でも不満だらけで悔しいですね。カメラ機材の性能はかなり左右します。


C2輸送機
最後の異機種大編隊飛行展示は天候悪化のため中止となり、各機離着陸を見せてくれるという展開で終わりました。
最後の最後は外基地へのRTB離陸が有るんですけど、待たず自分がRTBしましたよ。
以前は三柿野駅へダイレクトに行けたんですけど人数多くて川重の工場通路へ通されて途中お土産屋さんが有ったりでぞろぞろ歩いて三柿野Stへ向かいます。出口付近のビルの中にT4が展示されてて見えたんですよね。これちょっと嬉しかったなw
地上展示の写真もいくつかるのでまた別の記事にすることにします。


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