旧キットゲルググをニコイチでフル可動化させよう 完成編

モジュレーション

今回の塗装はこれまでとはちょっと違います。イラスト塗りではなく行ってみれば戦車などのAFVでよく使われる技法です。とはいえ自分もまだまだです。AFVやらミリタリー物で今では主流になっている塗装技法のひとつです。

この方法メリハリをつけるとCGみたいな雰囲気がでます。すごく上手なAFV神モデラーの中にはこの方法をわからないよう塗装を行っている人もいらっしゃいます。もともとは油彩や水彩の多重構造を単純化させポリゴン化したようなもんです。

左の写真はサフから白を載せてブラックでグラデーションしてあります。方法は動画の通りです。二枚目はそれにPC上でホワイトでレタッチしています。もちろん実物にも修正しました。結構な手間をかけていますが、動画やってるからなので、みなさんは普通にやればいいです。

着色を行います。これもPC上でレイヤかけて塗るだけです。左は普通のハードブラシで右はエアブラシペンをつかってフィルターに発光と乗算を掛けています。この状態に持っていこうという魂胆です。シミュレーションするといきなりやるより気分的に楽になります。

いちおーPC上と実物とのギャップがあることは十分りかいしているので 手持ちの塗料でテストピースを作っておきます。濃度の違いでどう判断するかAは全体に、Bは下地の白を塗料として認識、Cはそれの幅を短くすることで発色の違いを見ています。

テストピースに使った有色はこちらの4色です。タミヤのクリアレッドとクレオスのクリアブラック、パープル、オレンジですね。

クリア黒でモジュレーション塗装。マステでぺたぺた貼りながらやります。

これやってる途中で目が錯覚を起こして気分が悪くなります。

一発目です。この後写真とってPC上で修正し実物にホワイトで修正いれたりします。2日掛る。

シミュレーションのものと同じ風合いにできたと思いますので次に進めます。

クリアレッドで上掛けしましょう。すべてに均一に描けると濁りますので慎重にね。

ホワイトでhighlightの修正を行います。慎重にしないとね。

実は今回エアブラシを一本捨てました。

古くなったトリガータイプで、液だれしてくるのです。ニードルとニードルのズルに何らかの隙間が出来たものと思われます。最低でも5年は使ったから新しいものに交換したいと思います。それでも在庫で4本以上現役で使っているので困ることもありません。トリガー式はボタン式より疲れないので面積の大きいものを塗るときにでも買いなおそうと思います。

一通りのグラデーションを終えました。

武器とシールド、バックパックはまだですが、こちらはグラデーかけるのはもうしんどいのでベタです。

シールドはメタリックの青竹色。旧日本海軍機の機体内部の色を使いました。めったに使わないからこういうところでねwガンプラしか作ったことない人には新鮮な色だろうと思います。

グラデーションを掛ける計画は4で完成したものとします。コントラストも白から黒のベースが出来ています。中間色においても赤とオレンジ、紫色などの上から下までが入ったものになりました。

デカールを貼ります。ベルテクスの漢字デカール。もう在庫がなくなってきたのです0と1と2くらいかな。今回「零」を使いました。

串刺しからの

トップコート。

良い艶がでました。

組み立て開始。

完成です。シールドにはグラデーション入れてないけどメタリックが効いてるのかな。違和感ないですね。

背中にはバッテリーユニットを直付けしてあります。スイッチはスライド式で右に動かせば通電します。

自作バックパックをかぶせます。

ヌメリと輝くw

この中央のシャアゲルが

こうなりました。

足が重くなったこともありヒザはプラプラです。30mmの悪いところは関節が弱いんですよね。ポリキャップであてもいつかはゆるみが出来ると思いますが、Kpsではもっと早い段階でゆるみが出ます。特にこの手の改造ははめ込んだり外したりすることもおおいから仕方ないですね。

ビームなぎなたは腰にネオジムでぶら下げます。

刃つきのナギナタは塗り忘れていました。動画できるころには塗っておきます。また、それが反映できるかはわからない^^;

バックパックノズルに、金色の4アーティストで輪っか塗っておきました。子供の発想ですが、手軽で良いのだ。

方は90度以上水平角より上に上げられます。30mmの可動領域と一緒です。

シールド内部にはポリキャップを仕込むことで自由の高い関節可動式。

水戸黄門の介さんばりにハンドで印籠を出すようなポーズも可能。

後ろ姿。これが旧キットだったと思うとこの密度感は良い方向でしょう。

面白いアプリ見つけましたw

完成です。

HGと比べると細身ですが、旧キットベースでのニコイチ改造としてはスタイリングは自分の思いにまとまりました。塗装においては筆で行うかとギリギリまで迷いましたがAFVのモジュレーションがMSに出来るのかを裏テーマとしてやっています。

そろそろアミュージング1/35のフェルディナント仕上げたい。

オージェがバランシェのところでほったらかしになってるかのようにこっち睨んでる。

年末から1月中は在庫が20は増えたので部屋が狭くなりました^^;

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