IMS 1/100 シュペルター・K.O.G. =ボォス 2992=:究極のバスターランチャーを完全再現 その1

イントロダクション

みなさんこんにちは、pzeroです!

今回は、長らくお待ちかねのFSS系キット、IMS 1/100 シュペルター・K.O.G. =ボォス 2992=の製作に取りかかります。このキットは通常のボークスキットよりも厚みのある箱に収められています。その迫力を存分にお見せします。

箱がこれまでより分厚いゾ!
その原因の主たるものはこちらのバスター砲である。
異種素材のアルミ棒とパワーケーブル用の軟質樹脂の線。
デカールはルン用が用意されています。
ターランチャーの全容が明らかに。なっが!
タミヤ薄刃ニッパー使うけどこのゲート分厚いから刃こぼれしないか心配。

目次

1. バスターランチャーの魅力

2. 製作手順

    -バスターランチャーの組み立て

    – シュペルターの製作

3. 細部の調整と加工

    -アーマーの接続加工

    -バスターランチャーの分割アトハメ加工

4. まとめ

バスターランチャーの魅力

IMS史上最長かつ最大級のバスターランチャーを完全再現したこのキット。2992年、ボォス星カステポーでの「命の水」争奪戦の最終局面で、ミラージュ騎士ミシャル・ハ・ルンが駆る擬装されたシュペルターを忠実に再現しています。フェイスガードや後頭部の形状、胸部や肩アーマーなど、細部にわたり新規設計されています。

特に注目すべきは、IMS史上最長のバスターランチャーです。この壮大な武器を手にしたシュペルターを組み立てることで、その迫力を体感しましょう。

製作手順

バスターランチャーの組み立て

まずはバスターランチャーの素組からスタート。構造が単純なので、番号を見ずに組み立てることができました。動力パイプ3本を内部に取り付け、前方と後方をつなぎ合わせます。

三本の巨大な太い動力パイプこれは組んだ後でもなんとかはめ込むことが出来るかな?

この部分が少し難しいですが、完成したバスターランチャーの長さは約870mmにも及びます。

マズルにはなんとライフリングが。デザイン上あった方がいいと思ったのでしょうかね。
基本モナカ構造です。
長さ840mmある。正確にはまだ数ミリ長いかも?
飾り用のスタンドの支柱になるアルミ棒。自分で80mmと90mmに切れと指示があります。金ノコ必須。ちなみに私のこれはダイソーで数年前に購入したものです。
アルミ棒を指定のパーツの穴に刺す。
素組状態で台座に乗せたバスターランチャー。デカい、長い。どうやって片付けようかとばかり考えています。いっそ傘立てにしまえばいいとの意見もあり^^;

次に、アルミ棒を指定通りにカットし、支柱を立ててランチャーを乗っけました。

シュペルターの製作

ヘッドの製作はすんなりいけます。というのもシュペルターは中身がないからです。LEDなどと比べるととても楽。
固まってもらっては困る部分にGPクリアー
驚きの取説の表記が追加されている。軸が入りにくい時は「面取りをするのじゃ。」と。
ペーパーで面取り。
すんなりと納まるのです。

久しぶりのシュペルターの組み立てですが、以前よりも組みやすくなっています。頭部、胴体、腰、脚部、腕と肩の順に部分ごとに組み立てます。各部接続部で塗装のときに困るところは全てGPクリアーで仮止め処理としてあります。

前回の組み立てで困った記憶も残るアーマーの接続ですが、今回も同じ様式になっています。

今回は真鍮線を使って固定しました。

あと驚きが一つありました。取説には関節の軸がポリキャップに納まりにくい時は取扱説明書に「軸の面取りをするとよい。」とあり、同じくこれを行いました。

以前にはなかった表記であります。改善されていますね。

もう一点気になったところ。足のくるぶしパーツの厚みのせいで両サイドのパーツに隙間が出来ます。

I29と30だっけな。ポリパーツが収まるところの厚みが邪魔して後で両サイドから挟まれるときに隙間が出来てしまいます。

くるぶしの関節軸面にペーパーでクリアランスを調整しました。

左右から0.4か5mm攻めて合計1mmほど厚みを削りました。
そして収まるのである。
念のため接着後はしっかりとクリップでクランプしておきます。荷がかかる場所ですしね。

胴体が完成したので、各パーツを合体させて一応の形を整えました。

足の角度調整が難しいです。それと軸が短いのかくるぶしがすっぽ抜けます。アンクルガードもことあるごとに落ちます。素組だから仕方ないのですが、販路拡大するためにも塗装しない人にもやって欲しいなと思いますと、こういうところも改善をお願いします。
(ハンドパーツは指を付けていません。)大体この感じに仕上がるのか~。ふむふむ。

細部の調整と加工

アーマーの接続加工

腰アーマーの接続は、ガレキ用の接続方法を採用し、真鍮線を使って固定しました。

まずアーマー側の中心部に針で穴を作る。
1mm真鍮線硬ったいやつね。
差し込んでこちら側に接着する。
受け側の方にも軸を打つために印を打つ。
おなじみタミヤのドリルです。1mmの穴を開ける専用の道具として長年愛用。
真鍮線を軸に勘合で接続する。

塗装はフレーム構造から行うこととします。いつものことですが、フレームのみで組み立てを行い、一部外装がないと成立しない部分だけこのように組み込んでいます。

本体がどちらかわからないと冗談を言われてもおっしゃるとおりです。と。
シュペルターの中の人を出します。
腕の白いところは外すと前腕部が付けられませんw胸部の白いところも同様。ヘッドにフレームは無かったw
バスターランチャーはデフォルトで3分割されます。私はこれを5分割で製作したいと考えております。

順番は先にバスターランチャーの継ぎ目を消してから塗装に移ります。

バスターランチャーの分割アトハメ加工

接着後長いパーツは変形したまま固まることがあるためマステでしっかりと固定する。

バスターランチャーはマズル部、中間部、根本部、本体前後の5段階で構成されています。保管時の箱の大きさを考慮して、分割可能な形に加工しました。

本体前方部と呼ぶこの場所は大きな柱に横へピンが伸びる形になっている。このピンさえなければアトハメ加工が出来る!と思って思い切りカットした。
ところが内部に抑える構造が無いためスッカスカwどないすんねん!

根本部分と本体前方部の接続・本体前後の接続の方式をアトハメしましょう。

ピンカットを行い、根本部の本体への接続はスライド勘合方式を採用。前方部のピンを切り飛ばし、プラバンで内部を補強することで、確実な勘合を得ることができました。緩さが出た場合は、本体側ピンに厚みを加えて調整します。

仕方ないのでプラバンを適当に上下に貼り込むことで強引に勘合力を発揮させることにしました。ちょっときつめに抑え込む形にしてあります。
1mmプラバンの厚みだけでなく両サイドから梁を持たせて少々なことでは緩まないように厳しめに設定。

まとめ

複雑なパーツや細部の調整が必要でしたが、最終的には迫力のあるバスターランチャーを持ったシュペルターを作れそうですね。

完成までの道のりとして塗装のための前段階はランチャーには分割が必要です。仕舞寸法も重要。かたずけることもちゃんと考えて接着しないと保管時に困るもんね^^

次回は本体の前後分割を記事に掲載予定です。さらに完成度が高まります。製作過程で気付いた点を活かして記事にまとめて動画の編集にも生かしたいと思いますのでお楽しみに~

つづくw

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