このところ夢中になっている戦車。
最終目標地点は皆さん違うかもしれませんよね。私はまだまだ発展途上。自分としては到達点を同じにするとすれば「同じことをやれば同じものが出来る。」という工程を構築したいです。一回やったら同じことが何度も再現出来るようになり、欲を言えばそれが数パターンがあって、目的に応じて変更することが出来るってのが上手な人なんだろうと思います。
そうなりたいもんですねぇ。
もくじ
ドッティング
前回の続きからです。油彩でドッティングを行いました。良い色味になったとおもいます。このカサカサ感たまんねぇw
その前に一応チッピングも行っています。今回は前回のⅣ号のように派手にしないように筆で行っています。スポンジも使っていいと思いますよ。ただ私は派手にしちゃう傾向にあり、自分はもうスポンジやめた方がいいのかもしれないと思うほどになりました^^;
砲身はなにもしてない。素の色だわ。。。実は(後述)
履帯はまだ取り付けておりません。車台だけ色が出ている状態にしております。ドッティングではホワイトの打つ数で白味を左右できます。他の色に関してもです。彩度を上げるか下げるか調整しやすい技法ですね。
履帯の塗装
さて、この特殊な履帯ですが、キットではパーツとパーツをむりっと押し込んで繋げる方式で塗料にエナメル系統を多用すると劣化して切れる懸念をもちまして、初っ端はアクリルを使って下地を作りました。輪っかにつないでいた部分の一か所外してタミヤアクリルのメタリックグレーをエアブラシで噴きつけ。筆で上記の色を隙間に塗りこみます。アクリルの膜を作る気休めです^^;
日本には便利な素材がある。AKではなくても似たようなもんでウェザリングペーストがあるんだ。外国勢もうらやましいと思うぜw
タブン^^;
マッドブラウンとマッドレッドをベースにします。深いところほど濃い色にするのは基本としています。
1本二十円くらいの筆でごしごし塗りこみます。
最後にマッドホワイトを薄めに溶いて塗ります。履帯だけです。
実はこれでグラデーションかけてるつもりです。つもりです( ^ω^)・・・
ウェザリングカラーとウェザリングペースト
今回履帯に使ったウェザリングペーストとウェザリングカラーです。今回はウェットクリアーは使っていません。
フェンダーは実は木工ボンドで仮固定しているだけなので外して内部を塗りやすくすることも出来ましたが見えてる履帯の面積も小さくてそれらしくなったこともあり、あえて外して中身やらなくてもいいだろうという答えに行きつきます。
この車体は履帯の下に箱構造があります。上に泥まみれの塊を置くことも考えましたが、おとなしくシャビシャビに溶いたマッドホワイトを塗った後、ピグメントをアクリル溶剤で定着させただけにとどめました。
上記の答えです。砲身はまだ何もやってない理由。実は砲身を持ち手にして塗ってたからなんですね^^;手に汚しが全部移って塗れてないのだ~。
フロント回りも軽めの土埃的に表現。控えめに。オレンジダストのピグメントはこの端っこだけにほんのりまぶし塗りました。今回ここ以外にはあれを使わないと決めました。Ⅳ号の時の反省点です。
側面を俯瞰で見てみます。法則性としては履帯より下は泥んこがひどく劣化も倍速ですすむという方向性を常に意識していました。砲塔上面が汚れてはいても軽微で、錆びも少ない。下に行くほど土のホコリがたまり傷の数も多い。上下での変化を意識。
エキゾーストは熱で錆びが発生。複雑な形状から泥も交じってカサカサな感じを表現。ウェザリングカラーのラストオレンジを基礎にピグメントを数色まぶし筆でぼかしています。
砲塔上面の色と後面の垂直面には暗くなり、再び車体上面のグリルは鮮やかであり、リアに行くにしたがってこげ茶に色味が変化。最終的な全体の見え方を重視しました。
最後に言えることは
「とにかく余計な色数を減らそう。」というのも以前の2作を前例として心がけたのがこのARL44です。ホントの色とは似ても似つかないかもしれませんw
アンテナ付けて砲身の色味を他と合わせてグラファイト入れて終わりにしましょう。
次回で完成展示にします。
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