巨大戦車マムート。マンモスの異名を取るだけあってデカいです。
タコムから発売されています。新作ということもありお値段高めですね。
2in1とのこと。何かバージョン違いが出来るのか気になるところですが、アルミ挽物砲身がついててこれとプラ製のものでバージョン違いができるようです。もちろんアルミ砲身を使いたいのでそちら寄りに製作していきます。
プラキットのランナー構成が上の通り側面にあります。デカール、エッチングパーツ、履帯綱紀のピンが4本、アルミ砲身などが同梱。
塗装迷彩パターンがいくつか紹介されていました。パッケージのパターンがいいのかな。白マダラもかっこいいですね。
アルミ挽物の砲身が付いていた。あー、なんか久しぶりです。自分でサードパーティで買うのもありでしょうが、それだけでも割高になるし、通販手続きも待ち時間も全て箱の中にある便利さよ。
マズル。
履帯をつなぐピンです。履帯は後程出ますが、軟質素材のゴム?みたいなものですが、軸穴を互い違いに通す方式。4本あります。片方二枚づつあるので片方で2本のピンを使用します。
ポリキャップ。転輪に組み込む物ですね。
エッチングパーツ。ほぼメッシュのところだけです。後上面板に貼り付けるメッシュですがこのうちあの丸いの2ことその左に見える四角いものだけを使いました。2パターンあります。
デカールはこのように。
迷彩パターンいろいろ。
さて、制作に移ります。まずはいつものシャシーと作業台に取り付けるための穴あけから
カメラ用チーズとクランプを付けたものに化粧ねじと木製で作ったアダプターを用意。
底面に穴をあけるのですが、片方にモールドの出っ張りがあります。ガタツキやゆがみの元になるのでここはその高さを合わせたプラバンを追加で貼っておきました。
穴をあけてアダプターを接続します。穴の位置はタミヤと幅を統一しておくといいかも。これ自体がゲージになるので装飾台を作るときに使えるはず。
このように取り付けました。下回りの泥除けの取り付けやギアボックスの取り付けがあるので一旦外します。
車体内部にはプラ棒などでナットを抑えて供回りしないように固定します。このナットは完成後もずっとこのまま。
転輪の製作、サスペンションも片方で6本で左右で12本合わせて作ります。転輪は一つ一つポリキャップ内蔵ですので取り付けには気を遣わない構造。マムート自体はフェンダーが硬く転輪がフェンダーから生えています。転輪の半分以上が隠れます。
フェンダーの内側。へ~こうなっているのね。
真横から見てもほとんど見えない。
起動輪むき出しもカッコイイです。フェンダー取り付けて履帯が付けられるの?ご安心ください。
まずDS履帯?の横穴にピンを通すのです。そうすると一周分の長さの履帯が出来ます。
後方からベルトを通すのです。ちょうど起動輪を回転させてあげるとするすると前方に送り出せます。ポリキャップが仕込まれているのでこの辺はスムース。履帯が通ったらもう一方のピンをつかって輪っかで繋げられますね。
DS樹脂履帯なのかわかりませんがこの履帯のモールドの深さはなかなかのものです。これだけ覆われているし組み立て式でなくても十分通用しますしね。なんといっても一枚一枚つなぐ作業は勘弁してもらいたいのが本音です。
フロントパネル取り付け前。
リア側もかなりの傾斜装甲になっていました。
仮に載せてみました。前方部は傾斜装甲のひし形で四角いシンプルなデザインです。上面と側面にどうしても継ぎ目が出来ます。
OVMはとてもシンプル。消火器やジャッキもないしジャッキ台もありません。
エッチングパーツを取り付けます。この後ろ上面のパーツが2種類あります。私はこのタイプを選びました。
表面のラジエーターのメッシュ。
一方砲塔内部の砲架台です。ここの場所などはタミヤであれば円形で車体の床まで抜けてて歯車のモールドパーツがぺつパーツ化されているのがここ最近のデフォです。が、このメーカーは砲塔の丸いところに板状で砲架のベースになっていました。なんとも合理的だ。確かに全く見えないところだし。
防盾です。
キュープラハッチなどの取り付けにはすべてマルチ糊を採用。
後部ハッチも同様。
ザウコプフの上にメンテ用のフックが取り付けられます。せっかくなので久しぶりに真鍮線を用意します。0.5mm真鍮線WAVE
タミヤエッチングベンダーで大きさを合わせて曲げます。
0.5mmで穴あけしたところに瞬着で取り付け。
後方上面ハッチの上にある取っ手も同様におこないました。
さて、このシャシーには柱がなく、上面装甲を取り付けたら中央部は押すだけしっかりと沈んでしまいます。普通キール構造の壁のようなものが入っておりません。無くてもいいかは作る人次第ですが、自分は作ってる途中でトラブルが起きるのも心配なのでせめて上下の柱くらいは作っておこうと角パイプを立てておきました。
たったこれだけですけど押しても曲がらないから安心感が増します。
ヒートペンによる溶断痕のレリーフを刻みます。専用のビットが無くなってしまってもう数年。自分で加工したものを使っています。
ちょっと深いのですが、一旦パテを使います。
毛羽立ちと若干の隙間を溶きパテを塗りつけました。明日サンディングを部分的に行います。
アルミ砲身。ぐいと押し込めばガッチリと固定されます。防盾上の取っ手は自作で置き換え。
流石マンモスを冠する巨大さでありましょうや。エレファントやフェルディナンドよりもデカい。
上面装甲が抑えると凹むので砲塔を乗せた後ゴワンゴワンしますのでここは支柱を立てておきます。プラ棒を6本建てました。
エッチングパーツ付属しています。
先ほどのパテのところ。一日経過後です。
スピンモールドでさらに深くシャープになるようにグイグイと押し込みます。タコムのプラは柔らかいですね。
砲塔上面は目立つのでコテとパテを入れませんでした。ここはスピンモールドのみでグイグイします。
圧延鋼板の表現を追加したいのでプラセメントを塗りつけます。
スポンジをポンポンとはたいてテクスチャーを付けていきます。
防盾は鋳造表現にします。いちおうセメント塗ってスポンジでポンポンテクスチャーを付けてありますが、こっちは後からサンディングはしない。粗造なままにします。
他の圧延鋼板はあのあとペーパーを掛けて平らなところとボコボコした感じに均します。記事が長くなりすぎましたので、ここまでで一旦区切ります。
続く~
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