旧キットザクをつくろう 3

重要セクションのスカートのフレアーを何とかしましょう。

今回の工作はメンドクサマックスなのでなかなかお目にかかりにくいです。では始めてまいりましょう。

ここの腰から太ももの流れを作っていきます。緑色に見えるキットと同じところを見てください。ボリュームが違うのはお判りいただけると思います。こういう工作って時間がかかります。

まずは太ももの太化(ふとか)をエポキシパテを盛りつけて行います。これは見たままで簡単にできますよ。

太くて左右同じようになればOK。これ以上太らせたところでどうにもならないのは解りますね。どっちにしても最後は削ってもってを繰り返しますので初弾はこんなところで見切ります。

次にキットの腰ユニットですが、当然ですが、太ももを太くしたんだからギチギチだった太ももがここに納まることは二度とありません。ふんどし以下のカットを行いました。

ここで胴体につながる腹部にはレジン棒による軸受を作りました。レジン棒を輪切りにして腰と胴体内部に貼り付けて上下を繋げるようにしてあります。

フレアのない姿のザクが出来上がり。太ももの太さはこれくらいでいい?とかそんなのをよく見ておきます。それとスカートフレアの製作をどうするか検討しております。このままパテを上に巻き付けて造形するのもありだろうしプラバンを巻き付けて加工するか。2者択一になったところで後者を選ぶことにしました。いばらの道を進むことになるでしょうけど。此処までパテでやるのは面白くないでしょう。

見せたことない工作方法かと思っていたら昔var,Pの78ガンダムでやっていました

まずは型紙を作ります。100均の画用紙でいいので実物にあてがってトレースし二つ折りにしてカットします。

左右対称でカットし大まかな形状を出しておきましょう。

周囲全部を同じ方法でトレスしたものをメモリ付きのプラバン0.5mm厚に貼り付けます。メモリ付きにしておくことでアルティメットカッターでカットしやすくなります。無い人はデザインナイフなどで切り出してね。

カットしたものを腰に巻き付けていきます。

このように貼りつけていきました。

ただ巻き付けるだけではくっついてくれませんので支持するための板を貼りつけます。キット側との接着面を増加させて瞬間接着剤でじかに攻撃します。

ちょうど3mm程度の深さに貼り付けるスペースがあります。そこを狙ってズドンと接着。

同じ方法で前後左右の腰フレアーのプラバンを巻き付けて接着を繰り返します。

瞬間接着剤+硬化スプレーのコンボ。板の癖で元に戻ろうとするのですが否応なしに強力に接着。

ライブ中「スパルタの戦士」と言われておりました。ワハハw

このままではフレアーは明らかな直線的な広がりにしか見えません。他に強度不足も懸念されますので、ここからさらに厚みの増加とともに強度アップさせてまいります。

瞬間接着剤+重炭酸ナトリウム+硬化スプレーのトリプルコンボ技で乗り切ります。表も裏もすこーしづつ厚みを増やしていきましょう。

ある程度の厚みが出たら整えていきます。ペーパーで間に合うわけがありませんのでモーターツールも使っています。

内部の角の部分は最も荷重が左右からかかる場所なのでここは念入りに分厚くしておきました。

大まかですがなんとかしましたね。( ´Д`)=3 フゥ

つづく~

アルティメットニッパーが手に入らないのでこれポチッしました^^;数々のニッパーを代用にしてきましたがあれに勝るものに出会えませんでした。これが同等であるならこっちを使うことにします。良いものなら紹介するし使うシーンが増えることでしょう。

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