タミヤ1/24 AMG GT3をつくろう(その2

ボディを作ります。

塗装で同じ色になるものは先に取り付けてまとめて処理していこうと思います。

例えば、ガンプラのように腕だけ足だけ胴体だけヘッドだけなどの関節で接続できるものならまだわかりますが、スケールものだと近くにあるものの色の差って微妙に違いが出来てしまいます。塗料の濃さの違いが後で見たらがっかりする結果になりかねませんし。

ほとんどがインテークの貼り付けがメインです。大体が車体の裏からの貼り付けが多く、まるでパズルのようですね。裏から抑えて流し込みPSで接着しています。

こちらサイドスカートのNACAダクト?後ろ向きのパターンのものです。写真にはないですけどシャシーにもNACAダクトだらけでした。

こちらラジエーターの吸い込んだ空気を上に逃がすダクトです。このカバの口みたいなパイプはこのあともう一個大きなものが取り付けられさらにラジエーターにつながります。

先のNACAダクトとボディに合わせ目が来るので合わせ目消しを行います。使ったのはタミヤのイージーサンディングを採用しました。

このように伸ばしランナーをつまようじのさきに取り付けたもので塗ります。このつまようじ先につけた 延ばしランナーは市販のアプリケーターより細かいところに届きます。コスト面でも優れています。材料費タダみたいなもんだから何本か作ってもいいし私はその場で作ることが多いです。

文字通りサンディングを行った後、まだ引けているところがあればさらに追加します。イージーサンディングの瞬間接着剤はノーマルの瞬間接着剤が硬化したものよりは削り具合は柔らかいので助かります。

先ほどのアプリケーターの先が瞬間で太くなったら先端だけをニッパーなどで切り落とせばまた使えますから一本でスケールものをワンキットくらい使えるんですよね。

神ヤスの600でサンディングしています。フラットスポットをつくらないように気を付けましょう。

とりあえずここまでやったあとは1000やりますが、最後は向こうに見えている赤色の帯はスコッチ。

サイドのエアダクトも同様な合わせ目です。ピンセットで巻いているのはマジックヤスリの400番でサンディング。

一通りヤスリが終わったら今度はタガネでスジボリの増し彫りを行っておきます。幅の狭いところや広いところ、浅かったり深かったりしますから出来るだけすべての筋を一撫でするようにしました。

そのあと800くらいのペーパーでスジボリの線をやすります。大体スジボリした後は両サイドが毛羽立っていますからやってないと塗料のノリがわるくなります。

削りカスの粉を落とすためにも一旦洗浄しませんとね。ファインのご機嫌クリーナを採用しています。

ブラシで溝をお掃除。

激落ちくんでボディをお掃除。

お湯で洗いました。指の油(この数年で新聞がめくることが出来なくなりました。年はとりたくないもんですなぁ><)も取れてカサカサになりますけど、それを求めていますのでw

エアブローしたあと、乾燥器でよく乾かします。このあとボディチェックを行います。

まずはペットボトルの蓋に両面テープを貼りつけます。これでボトルを持ち手にします。オロナミンCの瓶(古いwおっさん世代だなぁ)でもいいかな。

奥まったところからやります。一段目の捨て色を吹きつけ。

サフでもいいけど、下の色と違う色のものを使わないとね。パネルラインは黒として考えていますのでラッカーの黒なら何でもいいです。私はEXブラック吹き付けています。こっから削り。

布系ヤスリ神ヤスのスポンジの無いやつの600#から開始。

フェンダー上にパーティングライン出てきました。

600→800→1000です。この車体はセミグロスで仕上がりになるので1000でよかろうかと。

全部磨いて一皮むけたGT3

1200プライマーサフを使用。

これから切り出した小物類も同様にサフを行います。

サーフェーサ一段目で発覚する押し出しピンは消します。写真はリアウィングの下面。4この押し出しピン痕がありました。消しました。

数日待った。セミグロスブラック。在庫持ってると思ってたんですけどなくてね。時間だけ無駄に過ごしちゃったので二本買っておきました。使いどころが私の模型ライフで中途半端なのよ。タミヤのスケールものやってないとセミグロスブラック使わないんですよね。

怒涛の重ね塗りと塗り分けの連続になります。こういうのはまとまった時間で集中して行わないと。マスキング→塗装→上からマスク→塗料入れかえの繰り返しです。ガレキに通じるものがありますな。

今回は串刺しにスタイロフォームにエリアごとに塗装する塗料を仕分けして一気に同じ色でまとめて噴きつけを繰り返しました。段階繰り返していくうちにパーツが減っていく仕組みです。

二段階目くらいです。大体三段階色分けが必要になると最後は筆でタッチアップや塗り分け作業になります。

これは多分消火器?かな。メタルカラーのアイアンを塗って綿棒で擦っています。まるで戦車の装備品ですけど、車内にあるものだから外から見てもわからんだろう。遊び心です。

ラジエーター。ほとんど見えなくなりますけど銀塗って黒で塗り分けしています。阿保みたいな苦労でだと思われそうですが、ボンネットの穴からのぞくとこれが見える。面倒な人は真っ黒に銀色を軽く振りかけるだけでもいいと思います。

サスペンション。先にメタリックブルー→マスキング→ゴールド→スプリングコイルを黒で。

牽引フックでしょうかね。赤塗ってファレホの黒で分けます。

デカールを取り出します。こちらはブレーキパッドの上に貼るAMGの文字。小さいので4枚とも同時にカット。

デカール糊を塗って貼り付け。この後にコートなんてしません。

金と銀の塗り分けも美しいもんですね。ちなみに銀はフォーミュラーシルバー、金はメタルカラーゴールドです。メタルカラーのゴールドは艶消しに仕上がるのでスケールものに合いますな。昨今の艶仕上げが好まれるガンプラでは内部にちょろっと使う程度なら良いかな?

注意書きのシールでしょうか。これもデカール貼ります。

ファレホ、シルバーアイアンで筆塗り。

ダッシュボードをマスキングしました。ゴム粘土採用。ここのアンチグレアはニュートラルグレーが指定されてる。こんなのフロントガラスに反射するやん?

ドアパネル内張りも黒と銀の塗り分けになりますので引っ込んだ方をマスキングすべしですな。

ドライバーズシートもセミグロスブラックとフラットブラックの塗り分けという微妙な色の差だけど、それでも塗り分け。今度からセミグロス黒で統一するか、赤とか青で強制的に変えてやろうかと思います。

フロアの塗り分けです。この上からマイカシルバーで。

二段目の塗り分けです。こちらも色の種類をマステに書いてそれぞれに塗装を行います。

三段目くらい?サスショックの塗り分け終わりです。

フロアの塗り分けおわり。マステを剥がします。

ボディメタルむき出しな戦闘力の高い様子がうかがえる。

ドアパネルの塗り分けです。ランナーはまだ付けたままです。

いい感じに分けられましたね。

ダッシュボードのマステはがし

なぜかここはツートンカラーです。上がニュートラルグレーです。ガイアのものしか持ってなかったのでガイアカラーのニュートラルグレーです。

ロールケージを組み立てます。この日はここまで。このケージが固まるまでは触れません。もちろんこのケージとボディ側はまだ接着してはいません。

本日はここまで次回はボディの塗りとかライト周りになりましょうか。ライト周り特にリアランプとかカーモデルの一番大変なところの予定です。

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