小サイズジオラマ製作の解説記事②

小さいサイズのジオラマを製作しその解説第二回です。

今日のパートは若干技術的なところ。またジオラマのストーリは大事な部分です。pzeroとしては理由がない情景は作る理由も半減してしまいますので、何かしらの話の流れは持っていたいと常々心がけています。

敵から見られないよう、位置移動をしているKV2。しかしその巨大な砲塔が重くバランスの悪さで川べりからずり落ちそうになっているところです。

土手の上からずるずる落っこちてるところですね。

後半の車体が水に浸かりました。泥もあってこれはもうアカン状態。

車長が心配そうに川底のほうを確認してます。(このフィギュアがあまり良くないんです。PVCで面処理が困ったことになってて、最終フィギュアは消えてもらうかも)

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まだ水は入れてないのですが。地面の黒っぽいところは水(エポキシ)で埋まります。

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水が来る前の画像としての記録です。川底も石ころをイメージしてます。

この傾斜を登ることが出来るのでしょうか。多分無理かも。かけあがれたらいいんでしょうけど、これはもう牽引作業いるよね。

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右斜面には空間の隙間が出来てしまいます。ベースの縁付近には木を植える予定ですが車体との間に若干の気分的に隙間を感じますのでライケンにより植生を植えておきました。

ライケンはそのままで入れると色も鮮やかすぎるのでシーナリーパウダーを掛けた後ディープグリーンで発色を抑えます。

デブコンETといいます。採用するのは初めてですが、定評のある素材です。

主剤:硬化剤=2:1です。

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若干の着色をしておきました。設定上ここは整流ではありません。湿原で湿地です。川の水は澄んでいるとは限らないですね。それとこのジオラマに水の透明感は無くてもいいと考えられます。

水の透明度を生かすものはまたいつかやりますね。

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エポキシを流し始めます。この木は数年前に拾ってきた植物の根っこです。真っ白の流木だったのでアクリルカラーで着色しています。

自然物には敵わないリアルさを持ちますね。傾斜地で雪の重みでまっすぐに生えることが出来ない木の根っこです。

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デブコンの硬化時間は12時間以上経過しないと完全に硬化しません

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昨夜から心配していたのですが、若干の漏れがあります。この漏れも実は予想済みだったので余っていたデブコン液を足しています。

予定の水位は保てたようなので一安心。あとは完全硬化後に面でささくれたところを処理します。

水の近辺という事で泥を履帯にもっと絡ませたいことと泥水を周辺に載せたいこともあります。水は透明じゃなく練り込んだ天ぷら粉程度の粘性位ほしいところなんですけど12時間以上の硬化時間を持ったものを手でコントロールはできませんしね。

完成は次回記事となります。

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