もくじ
ツイッターに出していた写真のジオラマはこうして作りました。
金属板の上に載せています。3センチ角ブロックの上に作られた小さな異形の世界の魅力に引き込まれてしまいますね。なぜかは後述。
キットの簡単な修正から
最初のステップはキットの改良です。ふさがっている穴を開くことから始めます。まずは開口させますね。
継ぎ目があれは瞬間接着剤などで埋めてラインを消します。
塗装開始(黒サフとB&W)
サフを吹き付けています。小さいものは目立つようにと精一杯のコントラストの差を生み出したいのでB&Wの方式で。ブラックサフ→上からホワイトで明暗の差を付けました。その上からアクリルのシタデルカラーで基本塗装。
メインとなる緑(デスガードグリーン)を塗っています。
アグラックスシェードカラーを塗ります。シェードカラーなのでくぼみにたまったものは濃く薄いところとのコントラストが利用できます。窪みは暗いところと単純に見ておいていいでしょう。先のB&Wの後も同様なところで重なってきますのでわかりやすい明暗のさが出てきます。
塗り分けを行っていきます。緑と赤系の色なのでお互いの色がけんかしますね。ただ、緑の割合に比べ赤の割が小さいことでバランスを保ってるようです。デスガードの特徴の色二色ですし。
かっこいいですね。このキャラはガスマスクつけてっぽいけどモンスター系だしツノがヘルメットでもある感じだけど身でもありそうだし。そんなところがデスガードの魅力なのでしょう。
マリーンでもこのデスガードでもそうですが、装備しているものはどことなし世界観がほぼ一緒です。鎖帷子とか装飾品の形や武器アーマーの形がちょこーっとだけ変形したデザイン。作ってて「あれ、これはマリーンとなじ構造だね。」と思えるところがたくさんあります。となると形がより複雑なデスガードのほうがかっこいい気もしてきたり^^;
ジオラマベース製作。超絶簡単製作法!
コルク板を用意します。セリアにもこの厚みのものが売られています。今回はイケアであったコルクボードをちぎっています。三センチ角のウッドブロックに乗せてジオラマ化させたいのでこのような感じでちぎりました。デスガードは3体持っていますので三つ作ります。同時進行でも小さいので楽です。
ちぎったコルクを重ねて接着。大きなものはホットメルトで接着しました。小さいものは瞬間接着剤を採用していますが、基本木工ボンドですべてOKの素材です。時間を早くしたいときは以上のような接着剤が最適です。
コルクと木工ブロックの接着には瞬間を使用してみました。
上面にテクスチャーを付けるために木工ボンドを塗り砂や小石を載せていきます。
乾いたらこちらのブラックジェッソで下地を作ります。この下地があると大分落ち着きができますのでお勧め。ジェッソはもともとアクリル画の下地材。油絵の具でいえばファンデーションです。その黒版ですね。
ジェッソを塗って乾燥待ちですね。この上からなら何を塗ってもokです。
地面の色として緑系の地面をエアブラシで塗りました。といいうより余った塗料を吹き付けたんですよね^^;
バフなどでドライブラシ。よりたくさんの形としての情報を見せるために行います。小さいジオラマなのでみっちりとしたテクスチャを見せておきたいなと。
地面の明暗にはAKのダストエフェクトやダンプアースで泥っぽさ、パンツァーグレーで土誇りの風味を加えておきました。
ドライブラシしているところですね。
どんなシチュエーションかなんてさっぱりわからないですが、岩とコケと背の低い木がある場所という設定。
足の裏に0.9mmの穴をあけて、1.0の針金を通します。これで一本だけで固定することにします。調整しやすいからですね2つ開ける必要はありませんね。
めでたく完成^^
実は底面に100均のネオジム磁石を仕込みました。6mmx2mm程度のものですがかなり強力です。冷蔵庫の壁面につけておけばメモを貼り付けるマスコットに・・・(⌒∇⌒)
まとめ
今回のブロックを使ったジオラマベースはとても楽にできます。どのキャラクターでも通用すると思います。そもそもこれらのシリーズには丸いプラ製のベースが付属しているのが通例である程度塗るための支えになっていたり出来上がった後にテクスチャで砂やパウダーやスタッフで雰囲気づくりをするのが本場ではそれが普通のようです。
「ならば丸じゃなくて四角でもいいだろう」と。いつも1/35で使っているウッドブロック(ダイソー)にじかに接着してみたところなんともかわいらしくしっくりするミニチュアジオラマが出来上がり。
雰囲気があるので今後もpZeroはやっていくことにします。固定モデルなのでとても作りやすいです。1つでも3っつでも変わらない時間で完成できます。しかも数個同時にバリエーション展開も可能。小さいくせになんという幅の広い面白さをもているのでしょうか。
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